アンワインド(巻き戻し)が始まったのか?

ドルキャリーの巻き戻しが始まったんか?
 
気になるコメントをいくつか記録。
 
市場に流布している公式
FRBの大規模金融緩和見→ドル安→資源、新興国通貨高・エマージング株高・コモディティー高」
ところが、ドル買い戻しの動きか顕在化。11/4がテクニカル・ポイントか?
ドル実効レート、FOMC翌日(11/4)安値75.882 → 11/11まで5連騰78.217
 
外国人のインド株買い
8/27▲3.2億ルピーの売り越し後、41日連続で買い越し、10/28▲55.7億ルピー売り越し後、熱狂的な買い。
11/1 551.7億ルピー買い、そして11/4 690.6億ルピー過去最大の買い
インドSENSEX指数は、11/5に高値21,108をマーク。11/12終値20,156
 
225採用値がさ株が牽引し、遅ればせながらの過剰流動性相場が一服というタイミングで、
SIFIsから対象を外されたという悲しいニュースで買い戻されたメガバンクや大手証券が支える。
TOPIX構成銘柄の騰落ランキング1位アイフル、4位プロミスという典型的な買い戻し相場。
 
ユーロ圏のマネタリーベース
アンワインドの深度を計る上で重要なのはユーロ圏のマネタリーベース。
6月以降のユーロ高ドル安はECBの資金吸収が口火を切った。
ソブリンリスク再熱により、再び増加する可能性が高く、その動きが強いほど、
ドルキャリー取引の巻き戻し圧力を高める可能性がある。
 
ドル急騰
まだ先かもしれないが、ドル急騰のタイミング。
米GDPが3%超える時。
現在の米インフレ率1.1%が、2%になるとQE2がストップする可能性。
金融引き締めが始まる前に、金融緩和の終わりが視えた時。
 
さすがに、パーティーも一服といった感じか。そう、一服。
一旦、席に座って、シャンパンでも飲んで、ひと休みしたら、再び踊りましょうか!
ってな感じかな?
とはいっても、一度音楽が止まったディスコに熱気が戻るには、少し時間がかかるじゃろう。
ディスコ世代じゃないんで、クラブにしとこうか(笑)
 
日柄調整後、サンタクロースラリーに便乗しよう。